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一度は足を運んでみたい!ギンザ・グラフィック・ギャラリーとは?

公開日:2022/12/01  最終更新日:2022/10/12
    


皆さんはどういった瞬間に、アートやデザインに触れますか?絵画や現代アートなどは美術館にありますが、CGを使ったデザインも同じように展示されているのです。今回はそんな少し珍しいグラフィックデザインのギャラリーである、ギンザ・グラフィック・ギャラリーについてご紹介します。

グラフィックデザインの専門ギャラリー

ギンザ・グラフィック・ギャラリーは、グラフィックデザインの専門ギャラリーとして1986年に開設されました。頭文字につく3つのGから「スリー・ジー(ggg)」の愛称で親しまれている、このギャラリー。文化活動の一環として、画廊が多く点在する銀座にギャラリーを構え、展覧会や出版活動の場としてグラフィックデザインの素晴らしさと触れ合えるようになっています。

さまざまな展覧会を開催している

ギンザ・グラフィック・ギャラリーではさまざまな展覧会を開催しており、抽象的なアート作品に近いグラフィックから、スポーツなどのコンセプトがはっきりとした広告のようなグラフィックまでを見られます。その開催日も多く、数か月に1回のサイクルでほぼ毎月展示を行っているほど。国内だけでなく海外の作家や団体の合同展示のほかに、デザイナーに焦点を当てた個展も行っています。

グラフィックデザインとは?

そもそもグラフィックデザインとは本来、イラストや絵画と違い、ただ表現するものではなく設計や図解といった意味が大きいものです。ポスターやチラシ、会社やブランドのロゴも、本や雑誌の表紙を含めた編集も広くグラフィックデザインといいます。どちらかというと商業寄りの意味合いが強いグラフィックデザインですが、そのアート性の高さもあるためギャラリーなどが存在するのも納得ですよね。

イラストや絵画とは違う?

イラストや絵画は表現のツールとして使用されるほか、作者の思想や感じたものがダイレクトに伝わるといったメリットがあります。

一方でグラフィックデザインは、クライアントなどの要求や宣伝広告といった目的がそれぞれで決まっているので、そのゴールに向かって作成します。グラフィックデザイナーになりたいけれど、絵が得意ではないといった方もいるとは思いますが、イラストレーターと違い、色や文字、形などを駆使して視覚的に宣伝などをするのがグラフィックデザイナーの仕事なので、絵を描けなくても大きな問題はないのです。

グラフィックデザイナーになるには

グラフィックデザイナーになるには、独学で学ぶこともできますが、専門学校などの教育機関で基礎をしっかりと学ぶことをおすすめします。なぜならグラフィックデザインでは色彩感覚だけでなく、文字や余白の使い方など、普通の絵とは違ったルールから見栄えの差が生まれるからです。グラフィックデザイナーはパソコンひとつで仕事ができてしまうので、知識さえあればどこでも仕事ができるといったメリットもあります。

グラフィックデザインを学んでいるなら一度は足を運ぼう

さまざまなジャンルやデザイナーの作品を展示しているギンザ・グラフィック・ギャラリーは、銀座というアートに近い場所にありながら入場無料になっているため、ギラフィックデザインを学んでいる学生にも優しいのが嬉しいポイントです。

日常にあふれているグラフィックデザインは、意識して見ないと学ぶことは難しいといいます。そのためインプットやアウトプットを繰り返す訓練のためにも、プロのグラフィックデザイナーの作品を見るのがおすすめです。ギンザ・グラフィック・ギャラリーの休館日は日曜、祝日なので注意してください。

まとめ

ギンザ・グラフィック・ギャラリーではいろいろな展覧会を開催していることなどがわかりましたね。デザイナーに焦点をあてた個展が行われているのも魅力の一つでしょう。銀座にギャラリーを構えているグラフィックデザインの専門ギャラリー、ギンザ・グラフィック・ギャラリーに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。


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