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Illustratorクリエイター能力認定試験はどんな資格?

公開日:2022/04/01  最終更新日:2022/05/11
    


デザイナーの人なら誰もが知るIllustratorですが、Illustratorクリエイター能力認定試験という資格はご存知でしょうか。Illustratorのスキル向上はもちろん、スキルの証明となりおすすめの資格です。Illustratorクリエイター能力認定試験がどのような資格なのかを、特徴やメリットとあわせて解説します。

Illustratorクリエイター能力認定試験の特徴

Illustratorクリエイター能力認定試験は実践性が高い試験内容のため、実務へ存分に活かすことができます。Illustratorを駆使してコンテンツを制作する問題となっており、Illustratorの基本操作だけではなく、問題解決スキルも身につけることができるようです。試験はスタンダードとエキスパートの2種類あり、自分のレベルに応じて選択できます。

Illustratorクリエイター能力認定の試験概要

Illustratorクリエイター能力認定試験の概要について解説します。

■試験会場は?

全国で決められた試験会場で受験可能です。住む地域ごとに近くの会場を探してみましょう。

■試験日は?

試験会場によって開催日が異なりますが、毎週受験できる会場もあります。個人受験の場合は自分の受けたいタイミングで受験することが可能です。

■受験料は?

受験料はスタンダードが7,600円(税込)、エキスパートが8,600円(税込)です。

■スタンダードの試験概要

Illustratorを活用して作業を指示どおりに正確かつ合理的に行うことが、スタンダードの認定基準となります。試験は実技と実践の2部構成となります。第1部の実技試験は試験時間が40分です。試験内容としてはDTPファイルおよびWebデザインパーツの作成となり、7〜9の大問が出題されます。

第2部は試験時間が90分の実践問題で、1テーマの作品制作問題です。スタンダードの合格基準として、実技問題の得点率65%以上かつ、実践問題の得点率70%以上であることです。

■エキスパートの試験概要

エキスパートにおける認定基準として、Illustratorによって顧客のニーズに応じた創造性の高いコンテンツを制作することが求められます。試験構成はスタンダードと同様の実技と実践問題に加えて知識問題があります。第1部は試験時間50分とスタンダードより知識問題が増えた分長くなるようです。

Illustrator、DTP、Webデザインのそれぞれに関する知識問題と、DTPファイルおよびWebデザインパーツの実技試験です。それぞれテーマ別に4〜6問出題されます。第2部は試験時間が90分の実践問題で、1テーマの作品制作問題です。エキスパートの合格基準として、知識問題と実技問題の得点率65%以上かつ、実践問題の得点率70%以上であることです。

Illustratorクリエイター能力認定試験を取得するメリット

Illustratorクリエイター能力認定試験を取得すれば、以下のようなメリットがあります。

■就職・転職活動でアピールできる

Illustratorクリエイター能力認定試験を取得すれば、就職・転職活動でIllustratorスキルをアピールできます。とくにエキスパートは専門的スキルをアピールできるため、転職活動で有利になるようです。現職の人でも資格取得により評価がアップする可能性があるため、メリットの大きい資格です。

■フリーランスとしても活躍できる

フリーランスとしての活躍の場を広げたい人にも、Illustratorクリエイター能力認定試験の取得はおすすめ。フリーランスは信頼獲得に苦労しますが、案件獲得の際に認定資格を提示することで、クライアントからの信頼アップにつながります。

 

Illustrator能力認定試験を取得することで、現職での評価アップはもちろん、転職、フリーランスでの活動など活躍の幅が広がります。年中いつでも受験可能なので、Illustratorのスキルアップのために検討してみてはいかがでしょうか。


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