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グラフィックデザイン検定の難易度はどのくらい?

    

 

グラフィックデザイン検定というのは、公益社団法人 全国工業高等学校長協会が行っている検定です。
難易度は高めで、特に最高レベル1級はグラフィックデザイン関連の試験としては最難関とも言われています。
その内容や合格率についてまとめてみましょう。

 

 

DTP検定時代を経てグラフィックデザイン検定へ

歴史的に見ると、グラフィックデザイン検定の前身はDTP検定となります。その時代を踏まえるとすでに20年以上もの実績がある検定です。

開始当初はそもそもDTPという言葉がまったく日本で知られていなかったため、何の検定かも判らない学校も多かったと言います。それでも将来的にパソコンによるパブリッシャーが台頭することを確信し、早くから認識を高めていたこの検定は、業界で大きな意義を持っていたと言えるでしょう。読み手を意識した可読性や可視性が軽視されていた当時の日本の印刷物のマイナス面を解消すべく、この検定は設立されました。

そのため、内容はレイアウトや文字組版編集、ビジュアルの配置などの他にも、校正や印刷、製本に至るまで総合知識に及んでいます。グラフィックデザイン検定に移行してからも、いかに美しく作るかに主眼を持ち、質を求めるものづくりの原点を貫く検定となっています。

 

非常に高い難易度を持つ厳しい検定

グラフィックデザイン検定は1級から3級までのグレードがありますが、特に1級の難易度は非常に高くなっています。平成29年の受験者は1級137名、2級2345名、3級891名でしたが、その中で合格者は1級6名、2級1898名、3級727名です。合格率で言えば、1級はわずか4.4%、2級80.9%、3級81.5%となります。2級3級はまだしも、1級の難関ぶりはとてつもないことがわかります。

ただし、毎年生徒を試験に送り出している各教育機関各校が年々指導レベルを上げ、徐々に成績も上がって来ていると言えます。協会側の目論見としては、合格率の目標は8割程度とのことなので、2級3級は本来の合格率になっていると言えるでしょう。ただこの時の1級の合格率は、実は前年度の2倍になっているにも関わらず、この成績です。

協会側はこの先合格率が大きく上がって来ることを願っているとのことですが、受験生にかける期待はかなり大きく重いものと言えそうです。

 

グラフィックデザイン検定の試験内容と対策

グラフィックデザイン検定には筆記と実技とがあり、共に90分となっています。どちらも非常に難しく、筆記試験だけでも多くが落第し、実技試験で大幅に不合格となってしまいます。出題範囲やレベルは業界に合わせて変わることも難易度を上げていますが、特に実技試験については大幅に時間が足りないという指摘が多いです。

検定の目的を達成すべく1級に加えて準1級合格制度も導入されていますが、毎年あと一歩というところで取り逃がしている受験者が少なくありません。合格点は筆記・実技共に60点以上で準1級となり、80点で1級となります。もちろん実技の場合、作品が提出できないと採点されませんので0点です。使用ソフトは自由ですが、指示書通りに写真やイラストを配置し、文字組版ルールに従って編集・組版を行います。当然美しさを求めますので、ロゴや表組みのセンスも評価対象です。

対策としては、筆記はとにかく事前に勉強をするしかなく、きちんと問題集を解いておけば十分対応は可能でしょう。
ただ、印刷の内容など産業的に見ると古い問題もあるので、今の現場を知っていても勉強していなければ解けません。
実技は、センスは如何ともしがたいですが、指示書確認時間が15分、実施時間が90分です。最初の15分でいかに早く指示の内容を理解するか、頭の中で構成を決めきれるか、オリジナリティを盛り込めるかが重要となります。
選択問題もあり、ロゴマークか作表か、どちらか一方を作成して配置するという課題もあります。ここで迷っている時間はありませんので、自分のセンスを生かせる得意分野を磨いておくことも大切でしょう。

 

グラフィックデザイン検定は1級から3級までグレードがありますが、難易度は高めで、1級は特に最難関とも言われ、合格率は毎年1ケタです。筆記と実技とがありますが、特に実技は時間が圧倒的に足りなくなるので、いかに早く構成し、効率的に作成できるかもポイントです。