グラフィックデザイン学校に通うなら勉強することも大事ですが、学費や生活費を稼ぐ必要がある人もいるでしょう。そのため、アルバイト選びに悩んでしまう人もいるかもしれません。できれば普通のアルバイトではなく、グラフィックデザインに関係するアルバイトした方がよいでしょう。本記事では、おすすめのアルバイトを紹介します。
グラフィックデザイナーとしてアルバイト
グラフィックデザイナーとしてアルバイトができます。ただ、アルバイトなので正規社員のように企画やコンセプト、デザイン作成やクライアントとの打ち合わせを行うといった作業ではなく、雑用やサポートなどアシスタントがメインとなります。
アルバイトとして仕事をするならお金だけでなく、現場の状況やグラフィックデザイナーとしての作業工程、デザインのクオリティなど、将来的な勉強をできるので、スキルアップや知識を身に付けることに役立てられます。
また、アルバイトとして携わることで、その仕事場で人間関係を構築でき、学校を卒業した後はその企業や事業所に正社員として雇用してもらえる可能性も高いです。グラフィックデザイナーのアルバイトの時給は働く場所にもよりますが、高時給とまではいきません。しかし、学習と収入の両方を得られるのでメリットは大きいといえるでしょう。
WEBデザイナーとしてアルバイト
Webデザイナーとしてアルバイトをすることも一つの選択肢です。Webデザイナーは企業や広告店のWebサイトのデザインを手がける仕事です。こちらもWebデザイナーの正社員がデザイン制作などを行うので、アルバイトはアシスタントとして作業することになります。
WebデザイナーはWebサイトのデザインを手がけ、パソコンの使い方やPhotoshopなどのアプリなどを利用することもあるので、働きながらWebの知識を身に付けることができます。また、デザイン関係の仕事でもあるので、デザイナーを目指しているなら色彩や加工の仕方なども学習でき、自分のスキルアップにつなげられるでしょう。
アシスタント業務なのでこちらも時給は高くはなく東京都の場合で1,000~1,600円ほどです。しかし、将来的にグラフィックデザイナーがWebデザイナーか迷っている人なら、アルバイトをして、現状を知っておくことも大切です。実際に体験しなければ、わからないことも多いので、候補として検討してみてください。
ライターとしてアルバイト
ライターとしてアルバイトをしてみることもおすすめです。ライターは「グラフィックデザイナーとは関係ない」と思われがちですが、執筆した記事の文字装飾やフォントの大きさを変えるなど文字のデザインを行う作業があるので、デザインと関係する仕事です。
文字の装飾を行うことで、記事の文面を強調させることや見やすい記事にするなど、デザインの役割トその引き出し方法を学習できるので、デザイナーとしてのスキルアップも期待できます。ライターの場合はアルバイトでもアシスタント作業だけでなく、自分で企画や執筆をしていくことも可能なのでやりがいも感じることができるでしょう。
時給の相場は1,000〜1,500円ほどなので高くはありませんが、特別低い金額でもありません。デザインと関係する仕事の中ではマーケターやディレクターよりも簡単で採用されやすいのでライターのアルバイトがあるなら考えてみましょう。
グラフィックデザイナーの勉強をしながらアルバイトをするときは、デザイナーに関係する仕事を行うのがおすすめです。デザイナーに関係する仕事であればお金を貯めるだけでなく、スキルアップにつなげることもできるので、仕事へのやる気も上がるでしょう。自分の気に入ったアルバイトを見つけて効率よく学習して行くことが大切です。