コロナ禍を経てよりIT化が進んだ影響もあり、在宅ワークなどが可能な仕事が人気ですよね。パソコンを使用した仕事は在宅ワークが可能という点で人気があるだけでなく、ITが急成長している関係で求人なども多くあります。今回はその中でもCGデザイナーになる方法や仕事内容をご紹介します。
CGデザイン・CGデザイナーとは
CGデザインとはコンピュータグラフィックを使って、人物や絵を動かしデザインすることを指します。現在ではさまざまなコンテンツやメディアでCGが使用されており、ゲームやアニメーションだけでなく、私たちが毎日使用しているスマートフォンの画面などでも使用されています。そんなCGデザインを行うCGデザイナーの需要は高く、IT化が進む現在では多くの企業で必要とされている職業です。
ゲームやアニメはもちろんのこと、映画やドラマの特殊効果などのほとんどがCGを使用しており、現在では仮想空間で活動するアバターやアバターが着用する衣服などを売買するビジネスも成り立っているほど。さまざまな場面で利用されるCGをデザインする能力のあるCGデザイナーは企業だけでなく、個人で独立することも可能なほど、需要のある職業です。
CGデザイナーの仕事内容
CGデザイナーの仕事は関わるコンテンツやサービス内容によってさまざまですが、CGデザイナーと聞いてイメージしやすいゲームやアニメに関わる仕事内容について紹介します。
モデリング
モデリングとは、CGソフトを使用してゲームやアニメなどの人物や背景などを立体的に形作る仕事です。イラストレーターやデザイナーが描いたデザインをもとに肉付けし、リアルな形にするといった、ゲームやアニメの基本ともいえる重要な役割を担っています。
アニメーション
いわゆるCGアニメーターと呼ばれ、立体的になったキャラクターや背景などのCGに動きを与える仕事です。歩く、走るなどの動きだけでなく、キャラクターの表情、風や波といった風景の動きなど、CGで作られた世界の中すべてに動きを与えます。表現力が要求されるだけでなく、細やかさが求められる仕事です。
テクスチャリング
テクスチャリングとは、モデリングされた形に色をつけていく仕事です。対象物にシールを貼るようなイメージで着色を行います。テクスチャリングを行うことで、よりリアルな質感が表現でき、CGが華やかになります。
ライティング
テクスチャリングをした対象物に光を当てて、よりリアルにする仕事がライティングです。映画やドラマでもライティングひとつで場面の表情が大きく変わるように、CGでもライティングは非常に重要です。
これらのほかにも、プログラミングなどを行う仕事もあるため、CGデザイナーの仕事は多岐にわたります。
CGデザイナーになる方法
CGデザイナーは専門的な知識のほかに、色彩感覚や空間把握能力なども求められます。素人から独学で学ぶことも不可能ではありませんが、専門用語やCGを行えるコンピューター環境を整えるのにもひと苦労します。そのため、多くの人はCGデザインやグラフィック、プログラミングなどを学べる専門学校や大学などに進学します。
未経験からでも就業できる会社で学ぶことも可能ですが、求人がなかなかない上に入社してからが大変という声も少なくありません。一方で学校ではCGの基礎をしっかりと学べるのでカリキュラムの整った学校へ進学することをおすすめします。
まとめ
CGデザイナーについて、CGデザイナーになる方法やその仕事内容などをご紹介しました。いかがでしたでしょうか?CGデザインを駆使して仕事をするCGデザイナーはとても魅力的な仕事ですよね。IT化が進んでいる現在では、たいへん需要の多い仕事でもあります。CGデザイナーを目指したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。