グラフィックデザイナーになるためのスキルを学ぼうと、学校に通いたいと考えるなら、まずは授業形態について知ることから開始しましょう。平日だったり夜間だったり自宅だったり、授業形態はいろいろあるため、自身の環境に合わせたものを選ぶことができます。
こちらでは、各授業形態の特徴を説明していきます。
一番スタンダードなのは平日昼間に通うコース
現在、仕事も学校にも通っておらず、時間があるというのなら平日昼間に通うもっともスタンダードなコースを選びましょう。朝の9時くらいから夕方の5時くらいまで通学するようになっている、ほとんどのグラフィックデザイン学校で採用する授業形態です。
つまり、グラフィックデザイン学校の選択肢が一番多いので、自身が望むカリキュラムを提供してくれるところを見つけられるでしょう。
昼間に通えない方のための授業形態もたくさんある
平日に毎日通わなければいけない全日制の授業形態は、昼間に用事がある方は利用できません。
しかし、曜日と時間に融通が利くコースが用意されているので、通えるグラフィックデザイン学校はきっと見つけられます。昼間に通えない方が最初に考えるとよいのが、夕方の6時あたりに授業が開始される夜間コースの利用です。
昼間コースのように、一日かけて授業がおこなわれるわけではなく2時間から3時間程度で終わるので、忙しい方でも通いやすいといえるでしょう。ただし授業時間が少ない分、授業期間が長くなることがあるため事前の確認が必須です。
もう一つ忙しい方におすすめできるのが、週末の土曜日と日曜日の2日間だけ授業を受けられるコースです。平日は働いていて、週末は休めるのなら、土曜日と日曜日コースはベストな選択になるでしょう。
なお、これらのコースは、アルバイトで学費を稼ぎながら、グラフィックデザイナーになりたい方にもピッタリです。アルバイトをする時間を十分に取れるので、学業とお金稼ぎをしっかりと両立して夢を叶えてしまいましょう。
まったく通えないのなら通信講座の活用を
夜に働いていて休日も不定期ならば、昼間はもちろんのこと夜も週末も、グラフィックデザイン学校に通えない場合もあるでしょう。もし利用できる時間帯や曜日がまったくないのなら、通信講座を使って、自宅で勉強することを考えたほうがよいです。
グラフィックデザイン学校の通信講座ならば、自宅で好きな時間に本格的な勉強がおこなえるので、通学せずとも必要なスキルを身につけられます。ちなみに、テキストを使った通信講座では満足できないと考えるなら、動画を活用する通信講座を利用しましょう。
動画ならば動きがあるため、文字やイラストしかないテキストよりもずっと分かりやすいです。もしも、パソコンを持っているのなら、初期費用もかからないので、動画での通信講座をスムーズに始められるでしょう。ただし、利用するパソコンのスペックが指定される場合があるため、事前に調べておいたほうが安心です。
紹介したいずれかの授業形態を選べば、グラフィックデザイン学校が持つ知識や技術を学べるため、プロになるための道が開かれるでしょう。
ただし、授業形態だけではなく、各グラフィックデザイン学校が提供してくれるカリキュラムも大切なのできちんと調べることをおすすめします。通学を考えるのならオープンキャンパスを活用して、通信講座を考えるのなら口コミのレビューを参考にしてみましょう。
入学してから『しまった』と思わないためには、望むスキルを与えてくれるカリキュラムがあることを、事前にしっかりと確かめなければいけません。