グラフィックデザインの今後の行方とは?

公開日:2018/06/01 最終更新日:2024/07/24

広告の、商品などのデザインに欠かすことが出来ないグラフィックデザイナー。

イラストを新聞や描くことが元々好きだ、自分の手掛けた作品を世に送り出したいという人から人気のある仕事です。

特に資格がなくてもで新聞やきる仕事ですが、色彩関係やグラフィックソフトに関する資格があると今後活躍するうえで有利になります。
グラフィックデザイナーは広告代理店などで就職する人が多く、実際代理店にはたくさんのデザイナーを抱えており、それぞれ得意分野をもっているデザイナーがクライアントの依頼に対応します。
では、グラフィックデザインの気になる今後の行方とは。

グラフィックデザイナーの現状とは?

○アマチュアとプロの力量差がない現代

以前はデザインというと、紙媒体にイラストを描き、色を塗って出来上がったものをクライアントに納品していました。
しかし現在は紙媒体を利用しているデザイナーはほとんどおらず、デジタルでデザインをしている人が増えてきました。
また最近では、雑誌や漫画もほとんどがデジタルで購入している方が増えてきている一方で、出版業界全体が衰退しているのが現状です。
家電量販店へ足を運ぶと、非常に安価なソフトウェアが普及しているという事で、現在ではアマチュアとプロの力量差がほとんどありません。
また企業がデザイン会社へ依頼をする余裕もなく、デザイン会社への依頼はどんどん少なくなっています。

○グラフィックデザイナーを目指すことが出来る時代

通常グラフィックデザイナーになるにはデザイン関係の大学や専門学校を卒業し、様々な資格を取得した人がグラフィックデザイナーとして広告代理店で働くことが出来ます。
しかし、今は独学でグラフィックデザイナーを目指すことが出来る時代となっています。
出版業界では、紙媒体が減って来ているかわりに電子媒体が増えてきています。
電子媒体を利用することでWEB関連の仕事をすることが出来ることから、紙媒体よりも電子媒体のほうが需要は高いです。
Photoshopなどのグラフィックデザインソフトを利用してイラストを描きますが、ソフト一つでペンの太さから素材まで変えられ、カラー調節も簡単なので今は電子媒体はニーズが高いです。

○ウェブ関連の仕事が増えた原因

ウェブ関連の仕事が増えた原因としては、スマホやタブレット端末が普及している今、ほとんどの人は情報源は電子媒体からとなっています。
なので、需要の高いで電磁媒体のほうが人々の目に留まりやすく、商品の宣伝にも適しています。
グラフィックデザインの目的は、その商品の売り上げが向上するようなデザインを手掛ける事なので、より多くの人が注目してくれるサイトで宣伝することになります。

グラフィックデザインの市場はどうなるのか

グラフィックデザインの現状は、紙媒体が減っている今確実にウェブ媒体の仕事が増えていくでしょう。
また今後更に新たなサービスが生まれれば、デザイン専門の大学や専門学校を出ていなくても、素人でも簡単にデザインを提供できるようになります。

○価格競争

グラフィックデザインの今後は、中国などで人件費が安く、中国以外でも海外でもクオリティが高くリーズナブルなデザイン会社のほうが人気となってしまうため、今後は価格競争が起こる可能性が増えてきます。
そうなってしまうと、グラフィックデザイナーの政策単価は今よりもぐっと下がってしまいます。
安い価格で請け負ってくれる会社が今後もどんどん増えていくことが予測されます。
グラフィックデザイナーの将来性や今後はさらに厳しくなる可能性は高くなります。
好きなデザインだけをやっている人はいますが、安定しては稼ぎたいのであれば、今後は好きなデザインだけではなく様々なことにチャレンジしていかないと生き残ることが厳しくなっていきます。
様々なスキルを身に着けることで今後も活躍できる可能性は広がるでしょう。

人気グラフィックデザイン学校比較表

学校名公式サイト 入学試験 最寄り駅 特徴

引用元:https://www.tokyo-designplex.com/?ID=ab&bc&w&00012
公式サイトはこちら×
なし
渋谷充実のサポートに加え教室も無料利用可能
振替受講もあり万が一の休みの場合も安心

引用元:https://www.kds.ac.jp/
公式サイトはこちら
あり
原宿/明治神宮前入学試験もある本格派のデザイン学校
就職活動のサポートが充実

引用元:https://www.tda.ac.jp/
公式サイトはこちら
あり
原宿企業に行ける研修あり
産学連携でリアルな実力が身につく

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