ある程度のスペックを持つパソコンがあれば、自宅でグラフィックデザインが行えるようになっています。しかし、グラフィックデザインの勉強をするための学校があるので「やはり独学は難しいのでは」と考える方もいるかもしれません。そこで今回は、独学でグラフィックデザイナーになれるかと、一人で勉強する方法をご紹介します。
独学でグラフィックデザイナーになることは可能
グラフィックデザイナーという職業になるためのもっとも簡単な方法は、自分で名乗ってしまうことです。たとえば、あん摩マッサージ指圧師になるためには、学校に通い、カリキュラムを終わらせる必要があります。そして、卒業したあとにある国家試験を合格しなければ、あん摩マッサージ指圧師を名乗ることはできません。
しかし、グラフィックデザイナーになるためには学校に通う必要はなく、必須とされる資格もありませんので誰でもなれる状態だといえます。つまり自分で名乗ってしまえば、たとええグラフィックデザインの勉強をしたことがなくてもグラフィックデザイナーだといえます。もちろん、天性の才能でグラフィックデザインを行える方はほとんどいないでしょうから、実際に仕事にするのなら勉強は必要だといえるでしょう。仕事が欲しいなら勉強をして知識を身につけ、立派なグラフィックデザイナーになりましょう。
独学をしたいのならデザインの本を読もう
大きめの書店を訪れればグラフィックデザイン系の本が売られているので、そちらを読めば独学で勉強できます。グラフィックデザイン系の本だけではなく、一般的なデザインを勉強する本も役に立つので、さまざまなものを読んで知識を吸収するようにしましょう。
また、レビューが載っているショッピングサイトを利用することで、評判のよいデザイン系の本を効率的に手に入れることも可能です。たくさんの本がありすぎて、どれで勉強してよいのかわからないならショッピングサイトのほうが役に立つでしょう。ただし、中身を確認できないので、自分の目で見て確かめてから買いたいなら書店の利用をおすすめします。
現在はパソコンの勉強も必要になる
パソコンの操作がよくわからないのならば、パソコン関連の本を使った学習も必要になります。紙やペンでグラフィックデザインをする時代ではないので、パソコンをスムーズに操作する知識は必須だといえるからです。
それほど難しい知識は必要ありませんが、キーボードを見ずに文字を打てるくらいにはなっておいたほうがよいでしょう。クライアントとのやりとりをメールなどで行うこともあり、文字を早く入力できないのは大きな足かせとなってしまうからです。
また、有名なグラフィックデザインのソフトには、操作を説明する参考書が売られている場合があります。説明書には載っていない便利な使い方やショートカットなど、役立つ情報が盛りだくさんなので、グラフィックデザインのソフトをマスターしたいなら購入をおすすめします。
グラフィックデザイナーは名乗ってしまえば誰でもなれるため、なるだけならば簡単だといえるでしょう。しかし、それでは仕事をもらうことはできないので、きちんとした勉強をする必要があります。しっかり知識を身に着け、クライアントの望むものを納品できれば独学か独学でないかといったことは関係ありません。
グラフィックデザイナーとしていきなり就職するのは難しいかもしれませんが、フリーランスで経験を積めば実績も多くなり、就職につなげられるでしょう。グラフィックデザインの勉強ができる本は書店で販売されているため、独学で頑張りたいのなら評判のよいものを購入することをおすすめします。しっかりと勉強をすれば、名乗っているだけではない本物のグラフィックデザイナーになることができるでしょう。