より高いデザイン技術やセンスを磨く為に、海外にデザイン留学をしようか考えている人は少なくありません。 一言でデザイン留学と言っても、コースは細分化されており、より専門性が高められるというのが留学のメリットです。 では具体的に海外のグラフィックデザイン学校へ行くメリットとデメリットは何でしょうか・
最新のグラフィックデザインを学ぶ事が出来る
海外のグラフィックデザイン学校へ行くメリットは、何といっても最新のデザインを学ぶ事が出来るという点です。 デザインのトレンドはあっという間に変わります。その為常に新しい技術を磨き続ける必要があります。
最新のグラフィックデザインや技術は海外から生まれる事が多い為、現地にいれば常に新しいデザインに触れる事が出来るし学ぶ事も出来るというのは大きなメリットです。
もちろん日本国内にもグラフィックデザイン学校はあり、そこでデザインや技術を学ぶ事は可能です。 しかしどうしても海外の最新の情報や技術が届くまでに時差が生まれてしまう為、遅くなってしまうという事は否めません。その為、より高いスキルを得たいのであれば海外のグラフィックデザイン学校で学ぶのが一番の近道です。
それに海外には、世界中から最新のデザインを学びたいという熱い気持ちを持った人々が集まります。そこで切磋琢磨しながら学ぶ事でより感性を磨く事が出来るというのも大きな魅力です。
海外で学ぶ事で、現地で就職しやすくなる
海外のグラフィックデザイン学校で学ぶメリットとして、現地で就職しやすいという点があります。ただグラフィックデザインというようなアート関係の場合、ある程度の技術がないと就職は中々出来ません。何故なら給料をほとんど払わずに働いてくれるインターンシップ生を企業側が採用している所もあるからです。
その為、ただ海外のグラフィックデザイン学校を卒業すれば、簡単に就職先が見つかるとは考えない方が良いです。 それでも中には日本人のデザイン性や感性を求めている会社も少なくない為、学校に通いながら人脈を広げておくと上手く就職出来る可能性は高くなります。
もちろん日本国内にも、国外のグラフィックデザイン学校で学んできた人材を欲しがる会社はあるので、仮に現地での就職が上手くいかなくても落ち込む必要はありません。 とにかく世界を股にかけて活躍したいと考えている人にとっては、可能性が広がるという意味でも海外のグラフィックデザイン学校へ行くメリットは大きいです。
学費や生活費等多額の費用がかかり、英語が理解出来ないと厳しい
海外のグラフィックデザイン学校へ行くのはメリットだけではなく、デメリットもあります。
ではどういうデメリットがあるかというと、まず大きな費用がかかるという点です。学校に通うとなると、最低でも数年は現地で暮らす覚悟が必要です。その為には学費以外にも、家賃や食費等の生活費も考える必要があります。
中には就労が出来るケースもあり、その場合は働きながら学校に通えるのでそれほど費用の心配はいらないかもしれません。しかし海外の学校は課題が多く、勉強に手いっぱいという事も十分考えられるので、可能な限りお金は貯めていき、勉強に集中出来る環境を作るという事が重要です。
また当然日本語は通用しません。ほとんどが英語で授業は進められていく為、事前に最低限の英語力を身につけていかないとせっかくの授業が理解出来ずに無駄になってしまいます。 しかもグラフィックデザイン学校では、専門的な英単語も多い為、単語の予習もしていかないと大変です。
高いレベルのグラフィックデザインを学びたいのなら、海外にデザイン留学すると良いです。メリットは最新のグラフィックデザインが学べたり、現地で就職しやすいという点です。 一方、学費以外にも生活費がかかりある程度まとまったお金が必要であったり、授業は英語で行われる為、英語が理解出来ていないと厳しいというデメリットもあるので、しっかりと準備を整えてから行くようにしましょう。