桑沢デザイン研究所
美大のような本格デザイン学校「桑沢デザイン研究所」でアートの基礎が学べる
桑沢デザイン研究所は入学試験もある本格的な芸術系デザイン学校。1年制のコースもありますが、基本的に2年制あるいは3年制がメインなので少々卒業まで時間がかかります。仕事の合間に勉強したい社会人は通いづらいかもしれません。しかし「高校卒業後、続けて芸術系の勉強がしたい!」と願う高校生ならスムーズに受験出来る学校でしょう。
そのため、在学生は転職の為に学んでいる社会人よりも高校卒業生などが中心なので、会社の即戦力に!といった意識はそこまで高くないのも特徴。2年以上の期間、実践的な内容よりはアート寄りの内容を基礎から勉強します。
「桑沢デザイン研究所」という名前の通り、デザインに特化した学校なので、グラフィックコースやプロダクトコース等々、デザイン系コースが豊富。より専門的な勉強が出来ます。また、学校の立地も良く、原宿駅や新宿駅、東京メトロ「明治神宮前駅」が近いので通いやすいのも嬉しいポイントです。
おすすめポイント
しっかり基礎でバッチリ自信が付く
就職活動のサポートが充実
入学試験もある本格派のデザイン学校
入学試験 | 自己推薦入試/一般入試 |
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コース (時間帯、曜日など) |
昼間部3年制 夜間部2年制 夜間1年制 |
住所/TEL | 住所:東京都渋谷区神南1-4-17 TEL:03-3463-2431 |
学校へのアクセス
桑沢デザイン研究所
学校法人桑沢学園では、桑沢デザイン研究所の他に東京造形大学も運営しています。デザインはデザインでも、大学の方では造形学について学ぶことができるようです。
住所:東京都渋谷区神南1-4-17
最寄り駅:原宿/明治神宮前
千代田線原宿駅に着いたら表参道口に出ます。そのまままっすぐ進み代々木公園横、国立代々木競技場横を通過します。二股の交差点まできたら、右に進むと左手に桑沢デザイン研究所があります!
CONTENTS
「自信」をもたらす基礎重視の授業
2年制の夜間部、3年制の昼間部などが用意されており、ライフスタイルに合わせて授業をチョイスできるのは便利。桑沢デザイン研究所ではどのコースを選んでも、基礎から総合的に学べます。基礎をしっかり学んだ後は、専門的な技術を体得。そして実践的な制作を通じて応用力を身につけていく構成です。
カルチャースクールのような作り方だけ教える教室とは違い、本格的に基礎が学べるので、しっかりアートの勉強がしたい方にはピッタリ。デザイン系はいざと言う時「基礎」がモノを言う世界。みっちり基礎が学べるおかげで「自信」も付くでしょう。学校色が強いので、文化祭なども実施されています。キャンパスライフも楽しめる学校です。
安心のサポート体制
桑沢デザイン研究所のメリットは何と言ってもサポートが手厚いこと。厚生労働大臣の認可を受けた就職担当職員が、昼間部・夜間部に通う全在校生に対し就職相談・職業紹介をしてくれるのが魅力です。学生一人ひとりの適性に合わせた話をしてくれるので、相談もしやすいでしょう。
桑沢デザイン研究所独自の就職情報誌も発行し、全力で就職活動をフォローしています。さすが専門の就職担当職員がいるだけはある、という細やかさです。
就職相談だけではなく、様々な就職フォローがあるのもメリット。在学中は専門講師から就職活動のレクチャーが受けられる就職セミナーや、現役デザイナーや人事担当者による各企業や業界についての企業説明会などが定期的に開催されるので、就職のイメージも湧きやすいでしょう。
在学中にデザインを現場で学べるようにサポート
デザインに限った話ではありませんが、専門学校やスクール等で授業を受け学習することによって少しづつ成長を図ることは出来ますが、その道に関して深い知識や技術を身につける・よりレベルを高めるためにはデザイン事務所等の実際の現場で働くという選択を取るのが手っ取り早いかと思います。
桑沢デザイン研究所では就職のサポートが充実しているだけでなくアルバイト求人の紹介も積極的に行っています。もちろん紹介を行っている求人はデザインに関係したものばかりですので、桑沢デザイン研究所であれば学校で学びを得つつアルバイト等実際の現場でもデザインの知識や技術を深めることができます。
アルバイトはあまりに時間を割いてしまうと本業である学業が疎かになってしまい本末転倒となってはしまいますが、学業とのバランスをしっかりと図ることによって、より学校を卒業するまでの間に実戦的な能力を養うことができるでしょう。
入学試験のある専門学校
桑沢デザイン研究所は、東京の美術系専門学校としては珍しい「入学試験」を実施し、合否が判定される学校。そのため入学のハードルも高く「美大受験と同じレベル」と言われています。口コミ等でも下手な美大よりも入学するのが大変と評判も立っており現に、桑沢デザイン研究所の試験対策を行っている予備校がいくつかある程です。
その試験内容は、どの美大においても必ず行われる絵や立体物を造るための基本的な能力を図る基礎となるデッサン試験や、空間の構成能力や美しく色彩を行えるかを図る色彩構成の試験などコースによって複数様々です。基本的にはお題に沿って鉛筆や色鉛筆・絵の具を用いて絵を描くという試験内容が大半を占めていますが、絵を描くことに加え物体同士を組み合わせた空間の構成や創造力を問うお題がプラスされています。
桑沢デザイン研究所は入試の倍率も高いため、ただグラフィックデザインを学びたい・デザイナーになりたいという意思を持っているだけでは入学のできない専門学校ではありますが、入学レベルが高い分、授業の質も高いと口コミ等でも評判です。
3年制コースなら1年目基礎力の体得、2年目専門知識・技術の体得、3年目基礎・応用力を使って集大成とも言える卒業制作等を行います。順序立てた授業は分かりやすく、美大レベルの本格的なアートの勉強が出来るのが魅力。しかし「転職の為にとりあえず短期間で制作スキルだけが欲しい」といった社会人には学術的過ぎるかもしれません。
授業料に比例した中身の濃さが魅力
桑沢デザイン研究所は授業量も比較的多い為、特定のスキルだけを短期間で学ぶスクールよりは授業料が比較的高くなりますが、それだけの価値はある授業の濃さが強みです。
3年生の昼間部の場合、最初の一年間は基礎的なデザインや造形に関する力を身につけるために費やされ、立体から平面物に関する構成や作成・2年次以降に専攻する各種コースに関する授業等を学びます。そのため基礎的な能力を身につけながら、様々なデザインに一年間じっくりと触れることができるため、それぞれの学生が自分の適性や好みにあったコースを選ぶことを可能としています。
じっくりと基礎的な能力を養いつつ、選定期間が過ぎたらそれぞれの分野を深く追求していくという授業カリキュラムは美大と何ら変わりありません。3年間の内1年間をデザインの基礎的な部分の学習に費やすとはいえ、2年は専門的な分野に関して集中して理解を深めることができるためしっかりと卒業までの間に自分の望むデザイン能力を養えることでしょう。
また講師陣も第一線で活躍する現役のデザイナーや大学の講師等々、業界に詳しい講師ばかりです。桑沢デザイン研究所の卒業生も講師として参加しており、在学生たちも学校の相談や話がしやすいようです。
桑沢デザイン研究所に入学した方の口コミ・批評を集めてみました!
【総合評価】
特に不満はありません。あるとすれば
自分の努力不足な点にみんなモヤモヤしている気がします。
それくらい夜間は意識が高いです。【授業】
多くの先生が言葉をしっかり選んで話してくれます。
厳しい言葉もありますが、社会人、デザイナーとしての
意見なんだと思って特に苦になりません。【施設・設備】
特に不足は感じません。
今年からセキュリティも強化されたり、喫煙所が廃止になったりと学校としてはしっかりしてると思います。【学生生活】
様々な人がいるのでおもしろいですね。
高校とは違うので自分が頑張らないとおいて行かれると思います。
【総合評価】
自分なやりたい事を見つけられる、また技術や知識を付けられて高めていくにはとてもよい専門学校だと思います。卒業生も第一線で活躍している方も多いですし、名も通っている学校なので卒業したことには誇りを持つことができる良い専門学校です。【就職】
就職率は悪くはないが、就活と同時に普段の課題や3年生になると卒業制作にも追われるため、就活をちゃんとしている人は自分で頑張っていく力が必要だと思う。先生や就職課窓口を上手く活用して自分から行動していけるかどうかだと思う。卒業後に就職先が決まったという人も少なくはないです。【資格】
普段からの課題が多いため、自分から資格を取ろうと行動している人をあまり見たことがなかったです。【施設・設備】
工作室には機材が揃っているので、大体のものは制作することができますし、図書室も色々な種類の面白い本がたくさん揃っているので充実しているかと思います。ただ、学校自体がそんなに大きくもなく広くもないので、制作スペースには限りがあります。
夜間で仕事をしながら通っていたが、とても充実していた。課題が大変だったが、実力がつくので後の自分のためになった。それだけ手を動かすのが、学校でも自宅でも時間をかけていた。それだけ手を動かすのが一番好きな人は、こちらを選ぶことがあると思う。夜まで課題が大変だった思い出があるので、睡眠時間を割いて課題に没頭したい人は多い。遊びたいだけの人はあまり向いていない。資格などはカラーコーディネーターなどは取っている人は周りにはいたが、あまり関係ないのではないか。ポートフォリオを作るので、それが自分の分身のような形で就職に結びつくと思います。
先生は現役やフリーのデザイナーなので、つながりが持てる。
就職先は先生のつながりなども少しはある。
あまり期待しないほうがいいが。
場所は渋谷に近いので、ファッションやデザインなどのお店のアクセスはしやすい場所に立地している。。あとはどれだけ課題に時間をかけられるかどうか。
知名度も高く学校の評判も良いようで、プロデザイナーである講師との繋がりも持てるため、就職に関しても幅広い選択肢を持てるでしょう。
【総合評価】
意識の高い人が多く、刺激を受ける。講師も名を挙げている人が多く、有名なデザイナー等の話を聴く機会も多い。手を動かしながら学べる授業が多いので、デザイン力を身につけられる。デザインの専門学校としては有名な学校なので、就職にも大変有利。【就職】
掲示板には常に情報があり、有名なデザイン事務所からも募集が来る。就職に向けて行動する意志のある生徒に対しては、とくにポートフォリオの指導など行ってくれる。学校にも度々説明会に来てくれるので、チャンスは多い。【資格】
資格については、商業施設に関する資格取得のサポートは行っている。毎年、資格取得の為の講習に関する案内が送られてくる。【授業】
授業の内容は、毎回何らかの課題が与えられ、図面を書いたり模型を作成して提出する。それに対して毎回講師からのフィードバックがあり、そのフィードバックは的確なものばかりである。(特に就職してから講師の言葉を思い出し、学びになることが多い)講義中の雰囲気は、講師陣は皆興味深い話をしてくれるが、クラスの人数や意識の高さによりかなり授業の雰囲気が変わる。
またしっかりと長期間学ぶ中で、ひとりひとりの生徒にしっかりとした就職サポートをも行ってくれるので卒業後の進路に関しても安心出来ます。
デザインを勉強するための基礎をしっかりと学べる環境があると思う。
実際に第一線で活躍する方々に教わる機会にも恵まれている。
大学を卒業してからデザインを学びたい場合、夜間部は働きながらも通え、費用面や学べる内容を総合しておすすめできる。
学生時代の事を久々に思い出している。
僕は桑沢デザイン研究所というバウハウスの思想を継承する学校に通っていて、先生は各分野の巨匠ばかり。
そこでは学生にスキルを叩き込むような浅いものではなく、物事の本質を捉え思考し今の形にすることを教わっていた気がする。
あそこは継承の場だった。
— 國光俊樹|Goodpatch / Onn (@ku_ni_29) December 15, 2020
バウハウスはドイツのデザイン学校ですが、14年間という短い存続期間にも関わらず、その影響力は近代デザインに多大な影響を与えています。現在の日本でも、美術系の大学では必ずバウハウスの歴史を学ぶ機会があり、美術系専門学校の桑沢デザイン研究所はバウハウスをモデルにして創立されている。
— 縄文ZINE (@jomonzine) September 1, 2020
桑沢デザイン研究所、同じクラスに10代から50代までいてバックグラウンドも様々なので最高です。
— sawadashi (@sawadashi_) September 15, 2020
桑沢デザイン研究所は桑澤洋子女史がおつくりになられた日本で最初のデザインの専門学校。家庭的であたたかい学校でございます。家庭的だったなあ。売店のおじさんおばさま夫婦も温かい方々でした。おじさんおばさまでどれだけ救われたことか。ありがとうございます。
— kyoei-rock (@kyoei_rock) November 19, 2020
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引用元:https://www.tokyo-designplex.com/?ID=ab&bc&w&00012
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