グラフィックデザイン学校に通うことで、必要な知識や技術を効率的に身につけることができるようになります。
とは言え、その学校が認可校かどうかによって、取得できる資格だけでなく学歴として認められるかどうかなども大きく変わってきます。
したがってグラフィックデザインについて学びたい時はそうした学校の種類に関しても調べておくと良いでしょう。
認可校と無認可校との間にある相違点
認可校は簡単に言えば、文部科学大臣など公的な機関から設置することを認可されている学校のことです。
ちなみに国立は文部科学大臣ですが、公立なら教育委員会、私立なら都道府県知事と、その種類によって認可する機関が違っています。
授業時間は1年間の800単位時間以上、さらに修業年数は一年以上など色々なことが細かく設定されているのが特徴です。
反対に無認可校は学校教育法に基づいた認可を受けていない学校のことで、法的に拘束されることがないという点が大きな特徴となっています。
両者の違いの一つが学校名で、認可されている方は専門学校と名前が付いており、無認可の場合はアカデミーや学院などがその名称についています。
学歴として認めてもらうことが可能
学歴を履歴書に書く場合、認可されている方で二年以上の過程を終了し、さらに1700時間以上の単位を取得している場合、終了後に専門士の資格を取得できます。
この場合、2年間、つまり二年生の短大を卒業した時と同じ扱いとなります。
なので、履歴書にもその経歴を学歴として書くことができます。
反対に無認可の場合は、そこでしっかりと時間をかけて学んだとしても、終了後に専門士の資格を取得することはできません。
その為、知識や技術を身につけることはできるようになっていますが、履歴書に学歴として書くことはできないようになっています。
したがって、もし将来的なことも考えてある程度の学歴を取得しておきたいという時は、認可されている学校を選ぶことをおすすめします。
また専門士の資格を持っていれば、その後四年生大学の2年次以上への編入もできるようになっています。
しかし無認可の方の場合は2年間学んだとしても編入資格はないので、もし四年制大学に入りたいという時は受験して合格しなければなりません。
色々と用意されている魅力的なメリット
認可校の場合は、受験資格として高卒以上の者ということになっているので、その条件を満たしていなければ受験することはできません。
しかし無認可の方であれば、学歴や年齢を問われることはないのが一般的となっているので、基本的に誰でも入学できます。
どちらのグラフィックデザイン学校でもしっかりと専門的な知識・技術を身につけることができるようになっています。
しかしもし万が一学校が倒産してしまった場合、認可校でなければ行政の救済措置を受けることができません。
つまり無認可の場合、突然学校が倒産してしまうと、その後勉強を続けることができなくなってしまう可能性があるということです。
したがって、安心して勉強できるようにするためにも、できれば認可校を選び、そちらを受験する方が良いでしょう。
受験資格などは細かく定められていることもありますが、その分そこに通う上でのメリットを感じることができるからです。
グラフィックデザイン学校を選ぶ際は、その学校が認可されている学校かどうかということを確認しておきましょう。
実際に学校は認可のところだけでなく無認可のところもありますが、認可のところの方が通うメリットがあると言えます。
まず一つは学歴として認められるので、履歴書に専門士として書き記すことができるようになっているということです。
また、所定の条件を満たしていれば、二年生短大を卒業した時と同様だとみなされるので、その後四年生大学に編入することも可能です。
したがって、将来的なことを考えてもできれば認可されている学校の方に通う方が良いと言えます。
認可校かどうかを判断するためには、その学校の名称に専門学校が付いているか、それとも学院やアカデミーという名称が付いているかで判断できます。
したがって、学校選びの際はどのようなカリキュラムになっているかというだけでなく、その名称もしっかりと見ておきましょう。