グラフィックデザインの学校に行きたいと考えた時、まず気になるのが学費です。学びたい、スキルアップしたくてもあまりにもお金がかかるならあきらめざるを得ません。
そこでここではグラフィックデザイン学校のおおよその費用をご紹介した後、お得な制度などをご紹介します。また特待生制度や一部免除など、学校によってもバラエティ豊かな支援制度があります。ぜひ参考にしてください。
グラフィックデザイン学校に通うための総費用とは
学校に必要な費用というと、入学・受講・実習・設備・教材・雑費などがかかります。おおよその平均的金額は全日制なら150万円前後かかると言われています。一方でこれは単に学校に通うだけの金額です。もし地方から上京したりした場合は家賃や食費などもかかりますので想像以上にお金がかかるということを覚えておきましょう。
ただし社会人なら夜間のコースなど選択制コースもあるのでこれほどお金はかかりません。特に社会人向けの夜間コースなら全日制と比較しても安く設定されているものがあります。そして初心者でも働きながら学ぶことができるインターシップ制がある学校もあります。ご自分の目指すスキルアップを考えて色々な学校の制度を調べてみましょう。
社会人におすすめの夜間コース
今では色々なグラフィックデザイン学校で社会人向けコースが充実しています。これは社会人でなくても通えますが、ある程度スキルがありさらに実務や技術を身に付けたい方に人気があります。色々な学校がありますが、夜間で1年間、時間で区切ったもの(例えば120時間など)、半年など学校によって期限の設定があります。
これはその時間内に学べるようにカリキュラムが組まれています。これ以上長いと逆に社会人には負担になる可能性があるからでしょう(もちろん士業を目的とした専門学校は長期に渡る場合もあります)。
社会人が無理なく通えるコースとしては夜間コースがおすすめです。もちろん中には土日などを使った学校もありますが、どちらかというとコンスタントに通える夜間がスムーズにスキルを付けられます。社会人向けコースはどんな内容を選択するかによっても変わりますが、おおよその費用は40万から80万(1年等)程度になっています。これなら少しお金を貯めて、学校に行くのも夢ではありません。
制度も充実しているので活用しよう
専門学校でも奨学金制度があります。この奨学金制度が充実している学校を選択するか、いわゆる授業料を一部免除してもらえる特待生制度(全額と一部があります)なども積極的に活用してみましょう。使えるのかどうかは学校によっても条件が異なるので、一度学校に相談してみてください。
また学校によっては住宅支援制度があり、学生寮がついているところもあります。これなら新入生として全日制の専門学校に通う場合にとてもメリットがありますね。
そして最近ではもっとこの制度が進化しつつあります。例えば奨学金だけでは学費全部がまかなえないこともあるので、インターンシップ制度といって働きながら学べる制度があります。これは学校に提携した企業で働くと学費が免除されるといった仕組みです。提携企業なので将来のスキルも磨ける可能性があり、社会人スタートとしては全く働いたことのない人と比べるとメリットがかなりある方法です。学費で困っていた人などにはおすすめの方法です。
社会人でも全日制を選んだ場合でも、色々な選択が可能であることがわかります。ここでご紹介したおおよその費用を把握した上で、どのようにスキルを養うか、どのように時間とおお金をかけるかぜひご検討ください。