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グラフィックデザインとCGデザインの違いとは?役割の違いを解説!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/09/26
    


IT化が著しい昨今では、グラフィックデザインやCGデザインなどの言葉をよく耳にします。なんとなくITの中でもビジュアルに関する仕事というイメージが湧きますが、その実態は一体どういった仕事なのでしょうか。今回はそんなグラフィックデザインとCGデザインの違いと、その役割の違いについて解説します。

グラフィックデザインとは

グラフィックデザインとは、ポスターや製品のパッケージなどのデザイン全般を指します。何気なく買っている日用品のパッケージのロゴやイラスト、カラーリングなどはすべてグラフィックデザインによって成り立ち、そのグラフィックデザインを担当するのがグラフィックデザイナーです。

パソコンやソフトを使ってデザインするという点ではCGデザインと同じですが、関わる内容は多岐にわたります。パッケージやロゴ以外でも雑誌、看板、本の表紙といった紙媒体のほか、サイトのデザインやカラーリング、レイアウトといったデジタルな面でのデザインも多く、求人などでも多くの企業が公式サイトやECなどのためにグラフィックデザイナーを募っています。

CGデザインとは

一方でCGデザインとは、コンピューターと専用ソフトによって作られた絵や映像をプログラミングして表現します。静止画か動画かといった制限はありませんが、キャラクターや工業製品を動かす映像などをデザインする場合が多く、グラフィックデザインのようにパッケージやサイトのビジュアルだけを担当するといった範囲にとどまらないのが特徴です。CGデザイナーの多くは映像などの動画制作を行うためデザイン力のほかに、空間認識能力や専用ソフトといった、より詳しい知識が必要になります。

また、CGデザインの中でもチームでデザインをするCGクリエイターという仕事があります。CGクリエイターは主にゲームやアニメ、映画の仕事が多く、絵やイラストに動きをつけたり、映像に特殊効果を加えたりといったことを行います。

グラフィックデザインとCGデザインの役割の違い

グラフィックデザインとCGデザインの役割の違いは、制作するコンテンツの違いが大きく関係します。グラフィックデザインは、パッケージやロゴといったものをデザインすることが多いため、広告や宣伝、企業のブランディングなどの役割を担っています。

一方でCGデザインはゲームやアニメ、映画のデザインや制作に携わることが多く、広告や宣伝とは異なり、エンターテインメントに深く関わっているほかにコンテンツそのものを作る点から役割が異なるのです。

CGデザイナーが活躍している職場

CGデザイナーが活躍している職場はさまざまですが、ゲームやアニメ業界が代表的です。近年、ゲームやアニメのグラフィックの進化は著しく、CGが多用されている業界です。一度は触れたことのある有名ゲームのほとんどがCGを使用しているのではないでしょうか。ゲーム内のキャラクターのほかに、背景やアクションなどを動かすゲームやアニメのCGデザイナーは人気の職業です。

また、建築業界でもCGデザイナーが活躍しており、今まで手作業で作っていた模型などをCGで作成し、設計などを行います。手作業よりも緻密な計算と、作業の効率化が可能になるCGの技術が注目され、建築業界でのCGデザイナーの需要も大きくなっています。どちらも空間を把握する能力や、CGに対する専門的な知識が必要になりますが、CGデザイナーは人手不足の状況にあるので就職はもちろん、独立もしやすい職業といえます。

まとめ

グラフィックデザインとCGデザインの特徴の違い、役割の違いを説明いたしました。いかがでしたでしょうか?グラフィックデザインとCGデザインは似ているようでその内容は異なります。どちらもこれからの時代に必要な技術であり、引く手数多な職業です。CGデザイナーになりたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。


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